ユニバーサル服飾高等学院のからのごあいさつ

 75年を超える歴史を持つ登戸ドレスメーカー学院での教育実績をもとに、平成24年4月より、ユニバーサル服飾高等学院を立ち上げました。本校は、様々な事情により不登校になったり、高校に通うことが困難な生徒たちが、自分の好きな服飾・ファッション・手芸などの技術を身に付けながら高校卒業資格を取得できるという通信制高校と連携した少人数制の学校です。
 引っ込み思案だった生徒でも、製図や針の使い方を手取り足取り教えると、飛躍的に上達し、自信を取り戻して学業にも興味を持ち始めます。能力はある。勉強するタイミングが合わずに才能が隠れていただけ。自信と才能は引き出せる。登戸ドレスメーカー学院での指導で、我々教員はそのことを確信しました。
 けれどもドレスメーカー学院を卒業しても、高校卒業扱いにはならない。その歯がゆい思いは年々積り、ついに通信制高校と連携した高等学院の設置を決意いたしました。
 不登校になったり中退した生徒、障がいがあって支援が必要な子どもたちが、安心して自分のペースで学べる服飾・ファッションの高等教育機関を目指し、教師共々意気込んでおります。
 どうぞ一度お気軽に、このアットホームな学校の雰囲気を、ご見学にいらしてみて下さい。お目にかかれることを楽しみに、お待ちしております。

ユニバーサル服飾高等学院の概要

 不登校の生徒や高校を中退してしまった生徒、特別に支援が必要な生徒などで、ファッション・洋裁・手芸に興味があり、これを主とした技術を見につけていきたいという生徒に対し、専門的な学習をします。少人数の環境なので一人一人のペースで安心して技能を身につけられ、通信制高校と連携し高校卒業の資格を取得することができる学校です。また、ファッションビジネス検定、色彩検定などの資格取得も可能です。

ユニバーサル服飾高等学院の特徴

  • 通信制高校との連携により、服飾を中心としたカリキュラムでありながら、インターネット学習スタイルによる教材学習サポートも万全であり、高校卒業資格取得が可能です。
  • ユニークな連携形態により、生徒への 負担が軽く自分のペースで高校生活を送れます。
  • 一人一人の状況や進度に合わせながら授業を進めるため、専門学校レベルの服飾技術をしっかりに身に付けることが出来ます。
  • 校長の栗田佐穂子は、40年以上に渡る服飾専門の学校教員としてのキャリアがある上に、川崎市から『かわさきマイスター』として匠の称号を得ています。
  • 職員のすべてが、中学・高校の教員資格1種を取得しており、不登校経験のある生徒への経験も長く有しています。

入学から卒業まで


通信制高等学校の『明蓬館高等学校』(本校:福岡県)との教育連携システムにより、当校での服作り・手芸ファッション全般の学習が、そのまま高校卒業資格取得に必要な74単位に直結していきます。また、高校生が学ぶべき一般教科の学習は、明蓬館高校の先生たちによる“インターネット授業”で、学校でも自宅でも好きな場所で、基礎から勉強をすることが出来ます。当校の教員も、じっくりサポートをするので不登校経験などで学習に不安があっても安心してかよってもらえます。

ユニバーサル服飾高等学院の授業内で作った洋服や、ファッションショーなどの楽しいイベントの取組みをレポートにまとめたものを『マイプロ』として提出することで、高校卒業資格のための単位取得に直結します。

当校は、3年間、少人数の教室で大好きな服飾・手芸を学び、本格的なファッション技術を身に付けることが出来る上に、高校卒業資格も取得できるという、全国でも大変めずらしい『少人数制の服飾高校』です。
※ 服飾の授業は、登戸ドレスメーカー学院と合同で行ないます。

本校の教員は全員、中学高校の教諭免許を取得しています。服飾はもちろん、パソコンを使用した、教科学習のサポート対応も万全なので、生徒たちは安心して取り組んでいます。

ユニバーサル服飾高等学院の生徒の声

“ユニ服”で新しい自分に生まれ変わりました

ユニバーサル服飾高等学院 卒業生 中野 友恵

私は、“ユニ服”に入学して、とても充実した高校生活を送ることが出来ました。

中学1年の秋頃から不登校になり、勉強もしていなかった時期が続いていました。
それでもユニ服に通ってみようと思ったのは、昔から編み物や手芸が好きだったこともあります。
しかしそれ以上に、中学生の時にユニ服に見学に行く度に、先生、先輩方があたたかく迎えて下さり、とても心が安心したので、それが「ここで新しい生活を始めてみよう!」とユニ服への進学を決心する決め手となりました。
もし今、「ユニ服ってどんな学校なのかな?」と思っている方が居れば、ぜひ一度、高校に足を運んで、アットホームな雰囲気を体感してみて下さい!

入学してからは、今まで勉強していなくて不安だった一般科目も、これまで経験のなかった服飾の勉強も、ユニ服の先生方のサポートのおかげでしっかり学ぶ事が出来ました。
製図、縫製はもちろん、色や素材、刺繍、デザイン画など幅広い知識を身につけられ、
作品作りでは自分の好きなデザインのものを製作する事が出来るのでより楽しく取り組めます!

また、ファッションショーや教育実習、研究発表会などのイベントも、はじめは人前に立つ事は恥ずかしかった私ですが、回数を重ねるにつれ楽しくなり、やりがいも感じられるようになりました。
各イベントに参加した事で、私は精神的に大きく成長できたと思っています。

3年間の高校生活を振り返ってみると、もちろん大変なこともありましたが、多くのことを学ばせてもらい、自信を持てるまで成長することが出来ました。なんというか、服飾や一般科目の勉強はもちろんですが、なにより「しあわせな生き方」というものを教えて頂いたのだと思います。

中学校時代は不登校だった私も、ここで充実した高校生活を送り、無事に高校卒業資格が取得できました!そして、「ユニ服で学んだ服飾についてもっと学び、いつか仕事にしていきたい!」という思いから、現在は服飾系の大学である「杉野服飾大学」に進学し、ユニ服で学んだことを活かして新たな環境で頑張っています!

これからユニ服に入学しようかと考えている後輩の皆さんも、過去には色々なことがあったかもしれません。今現在も、心に重たいものを抱えている方がいるかもしれません。
しかしユニ服の先生や先輩たちは、何かあったら必ず受け止めてくれます。

周りの友人とは少し異なる道で不安に感じることもあるかもしれませんが、どんな場所であっても自分らしく生きることが一番輝けるのだと、私は思います。
だから、今からでも決して遅くありません。
自分では気付かないかもしれませんが、このホームページを見て、こんな長~いメッセージを読んでいるあなたは、もう一歩踏み出しているも同然ですよ!
是非、高校生活の中で様々な事を体験し、後悔のない人生を送って下さい。
私は、“ユニ服”で、新しい自分に生まれ変わりました。
ユニ服の先輩として、皆さんのことを心から応援しています!


未来の入学生へ

ユニバーサル服飾高等学院 卒業生 大塚 瑞穂

今、この高校に入学しようか考えているあなたは、不安な気持ちでいっぱいだと思います。
でも、新しい環境に変わる人は皆、不安でいっぱいです。

私は今、不登校になって良かったと心から思っています。
正直、今でも中学校時代を思い出すと怖くなることもあります。
逃げ出したくなるほど辛い出来事がたくさんありました。
でも、不登校になっていなかったら、
恐らくこのユニーバサル服飾高等学院には入学できていなかったと思います。

不登校になり、自分を責めてしまうことがあるかも知れません。
「どうして自分だけ学校に行けないのだろう。」
でも、学校に行けないから自分は駄目だと決めつけないで下さい。
学校に行けなかったからこそ、人の有難みを実感し、
自分も思いやりを持って優しく接することが出来るのだと思います。
私は、自分自身と向き合い、見つめ合うことが出来る大切な時間だったと思っています。
だから、もっともっと自分に素直に優しくなって下さい。

私は、ユニバーサル服飾高等学院に入学してから、毎日笑って過ごせるようになりました。
毎日、他愛のないことで笑い合い、
困っているときには手を差し伸べてくれる仲間。
何があってもずっとあたたかく見守って下さる先生方。
かけがえのない存在であり、初めて出来た自分の『 居場所 』です。
こんなに素敵な方々に恵まれて、今の私がいます。
この高校に行かせてくれた両親に、心から感謝しています。

この3年間で貰ったたくさんの幸せを、
これからは私が与えてあげられるように、自分の足で歩いて行けるように、
服飾学校の生徒としてイキイキと過ごしていきたいと思っています。

今、この手紙を読んだ皆さんの気持ちが、
少しでも楽になって貰えたら嬉しいです。

どうぞ、ここ、ユニバーサル服飾高等学院で、
素敵な高校生活を送って下さい。


親は子の “一番の応援団”

卒業生 保護者

みなさん、こんにちは。わたくしは、ユニバーサル服飾高等学院で輝かしい成長を遂げ、春に無事に卒業をした娘を持つ母親です。
今、真っ暗なトンネルの中で進むべき道を模索している中学生の皆さん、保護者様の方々に、おこがましいのですが少しでも寄り添えたらと、ペンを取らせて頂きました。

我が娘も中学生時代の2年半、不登校を経験しました。中学1年の10月、「もう無理!」と言ったきり動けなくなりました。小学校までは、親から見て何の問題もなく、まさに「晴天の霹靂」でした。

何度か強引に娘を車に乗せ、中学校へと送りましたが、泣いて「行きたくない!」と訴える姿に、家族は困惑するばかりでした。このままでは娘が壊れてしまうと思い、夫と相談して「学校に行かせない」選択をしました。すると荒れていた娘も手芸や読書をするほど、落ち着きを取り戻しました。
手芸の腕をメキメキ上げていく娘を見て、「手芸が学べる高校」でならば動けるかもと思い検索。
そしてここ、「ユニバーサル服飾高等学院」にたどり着きました。

しかし千葉の自宅からは1時間半。こんなに長い間、学校という場所から離れていた娘には難しいだろうと思っていました。ところが他の高校には全く興味を示さなかった娘が、ユニバーサル服飾高等学院へ初めて見学に行った後、「この学校に通いたい!」と言い、入学を決断しました。
それからの高校生活3年間。娘はとっても楽しそうに通い続け、先生や世代を超えた仲間と一緒に服飾を学ぶことが出来ました。しかも、なんと1日の遅刻も欠席もせず、3年間 皆勤賞を頂けたことにも驚きでした!

ユニバーサル服飾高等学院の先生方は、生徒の個性を大事にして「生きる力」を付けさせて下さいます。大小さまざまな達成感が娘の自信となり、ユニ服の卒業後は大学に進学し、今でも服飾の勉強を本格的に学び続けています。

大学受験に際しても、塾にも通わず、「AO入試って何・・・?!」と、右往左往する母親を支え、きめ細やかな進路指導をして下さった先生方には感謝しかありません。
「これからも何度か壁にぶつかるでしょう。でも大丈夫!乗り越えるすべも、迂回するすべも、あなたは経験してるから。」と、栗田校長先生からエールを頂いたことも忘れません。ありがとうございましたm(_ _)m

学校に行けなくなった理由は様々だと思います。きっと必ず、お子さんが夢中になれることがあると思います。それが例え勉強とはかけ離れていても、親は子どもを信じて(難しいことですが) 1番の応援団になれたらいいですね。
このユニ服で、お子さんらしさを取り戻し、自信を持って輝くことができるよう、卒業生保護者として、心より応援しております。

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